都市部と山間部の姉妹交流「さと・まちコラボ」促進支援プロジェクト

活動の概要

地球環境の面でも、生活の質の面でもエコロジーは重要です。その象徴に里山があります。ただし、里山を守り営んでいるのは「里」です。その里が、過疎により解体の危機にあります。しかし、都市部の人間は過疎問題を自分たちの問題として捉えることが困難です。本取組みは、本学深草学舎が立地する砂川学区と、過疎に悩む京北地域が姉妹校区となり、相互の地域の良さを活かし合う過程に、促進的に関わることで学生の教育と研究に資することを目的にしています。

活動の内容

2012年度に、砂川小学校と京北地域の小学校が交流を重ねていくことが、京都市教育委員会と砂川学区自治連合会と京北自治振興会の仲立ちで話し合われ、交流が始まりました。そのファシリテート役を本学短期大学部加藤博史教授がアドバイザーとして果たしてきました。2014年度は、住民同士の交流も緒につき、警察学校での交流会のほか、3月には、本学の和顔館において赤松学長や行政関係者立会いのもと、両地区の住民による「姉妹交流に向けての集い」が開催されました。
今年度は、砂川女性会の訪問交流、消防学校や藤森神社での交流のほか、シンポジウム開催や多世代交流会など取り組まれています。これらの活動に企画や運営支援の面で協力しました。
学生は、地域女性会、自治連合会、少年補導委員会、社会福祉協議会等の交流活動の支援に関わることで、両地域の「まちづくり」、「地域活性化」に関する企画、運営支援の方法を身につけ、生きたエコロジーを学ぶほか、地域の諸課題や地域のマイノリティの問題についても、住民と共に、実践的に、ダイナミックに学び成長することができます。大学の地域貢献に資することは言うまでもありません。

シンポジウムの様子

砂川学区・京北学区姉妹交流の集い

これまでの成果

“タコつぼ化”する地域社会にあって、「異質なものを開き結ぶ」実践の意義の浸透、および「協働によって高まる自治力」に貢献することができました。具体的には、「シンポジウムを聞いて、初めて過疎問題をリアルに受けとめることができた。」、「京北地域の伝統と風土が分かり親しみがもてた。」、「里山がなぜ大事でどうやって護っていったらよいのかに関心が持てた。」、「“丹波マンガン”という日本の加害の歴史をはじめて知った。」、「里と街の住民同士が小学校区レベルでゆっくり自然に交流する意義が少しだけ理解できた。」との学生の感想が多く寄せられました。

「さと・まちコラボ姉妹交流校」の看板交換

今後の目標・課題

  • 1.学内の組織体制の整備と拡充
  • 2.交流プログラムの提案、たとえば、空き家の活用等
  • 3.過疎問題を都市部住民の課題にする方策提言
  • 4.過疎問題に関する政策提言
  • 5.「さと・まちコラボ」のプロジェクトの全国発信

受賞・助成採択実績

  • 伏見区区民活動支援事業採択(2014年度、2015年度)
【他団体・グループとの連携について】連携可

お問い合わせ

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活動団体情報

代表者
加藤 博史
(短期大学部教授)
専門分野:社会福祉学

主な連携メンバー
砂川学区自治連合会、京北地域自治振興会

活動開始時期
2012年

主な活動地域
砂川学区、京北地域

プロジェクト型 プロジェクト一覧