サクラの開花日・カエデの紅葉日共同調査~市民ボランティアとの協力で地球温暖化を調査~

活動の概要

春にはソメイヨシノの開花調査,秋にはカエデの紅葉調査を行っています。調査は一般の方や高校生でも観測出来るように、観測方法について事前講演や事前学修を行ったりしています。調査した結果は、京都府地球温暖化防止活動推進センターが、インターネットや郵送で回収し、増田研究室へ提供されます。データの入力や解析を行い、その結果を公表しています。

活動の内容

ソメイヨシノの開花・満開日の観測は、2009年より開始し,カエデの紅葉日の観測は2008年より開始しました。参加者は、京都府地球温暖化防止活動推進センターの推進員、京都SKYシニア大学の受講生、園部高等学校の高校生、龍谷大学の職員及び環境サイエンスコースの学生、市職員、気象予報士など多くの市民が参加しています。

この観測について、毎年継続的に参加している市民もおり、これらの継続観測が今後有効な長期的変化を示すことができると考えています。参加者の多くは単年の観測者が多く、継続観測の難しさを実感しています。また、観測地点のデータが京都府全域を網羅されるような観測を期待していますが、観測データが集中する地域と非常に少ないかまたは無い地域があることから、ここ数年は新聞等のマスコミ情報を利用し、追加した開花日、満開日、紅葉日の分布図も作成しています。
これらの活動内容は毎年、新聞やTV(ニュースなど)で放映されました。

京都のイロハカエデの紅葉日は遅くなっている 1974〜2014年

2014年 イロハカエデの紅葉日 市民参加による紅葉調査結果

京都のサクラの開花が早まっている 1953〜2015年

2014年 京都府域を中心としたソメイヨシノの満開日 市民調査による 調査結果

これまでの成果

1.報告書の発行

これまでの調査結果は、「京都のサクラの開花日・カエデの紅葉日調査報告書」や京都府地球温暖化防止活動推進センターのニュースレター「うおーみんぐ」で掲載され公表されるほか、都府地球温暖化防止活動推進センターのWEBサイトでみることができます。

2.報道による研究成果の公表

これらの活動は、観測開始以来、毎年、新聞やTV・ラジオで報道されました。2014年には、10月22日日本経済新聞、11月24日にはテレビ朝日の報道ステーションで京都の紅葉について報道されました。

2013年11月12日 京都新聞

2014年10月22日 日本経済新聞

今後の目標・課題

現在は、開花・満開日、紅葉日前後の期間に観測してもらっていますが、将来的には地点の長期的変化をみるために、定点観測ができる標準木を設定し,京都府域のサクラとカエデの継続観測を実施する計画です。

また、これまでの成果から、京都府域のサクラの開花日では京都市内が最も早く、美山が最も遅く、その差が20日前後あること、カエデの紅葉日は美山が最も早く、京都市内が最も遅く、その差が30日前後あることから京都の観光産業につなげられたら良いと考えています。

【他団体・グループとの連携について】連携可

お問い合わせ

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活動団体情報

代表者
増田 啓子
(経済学部教授)
専門分野:環境気候学

主な連携メンバー
京都府地球温暖化防止活動推進センター 推進員、京都SKYシニア大学、園部高等学校、気象予報士

活動開始時期
2008年11月から

主な活動地域
京都府を中心とした近畿圏内