夏の終わりと言えばやはり、二十世紀梨ですね。車で選果場に乗りつけて、箱買いします。ほどよい甘さとシャリ感がイイ!
秋ですねぇ。庭に植えていた芋も収穫を迎えました。5本の苗からすると想像以上の収穫。鳥取に限りませんが、家庭菜園が容易なのも地方の魅力かな。
秋の鳥取といえば八頭町の柿畑が好きだ。たわわに実った柿畑が国道29号線沿いに多数あり、オレンジ色に染まる景色は壮観!
米子駅前に行くと必ず見上げるモニュメント。だんだん広場のアレはどうみても「銀河鉄道999」に見えるよね!米子は山陰鉄道発祥の地だからね!
現在、米子駅は南北自由通路新設に伴い駅舎をリニューアル工事中。9月から2023年春まで続くみたい。この階段と通路は残るのだろうか。
米子駅で弁当といえば、やはり米吾の吾左衛門鮓 鯖がイチオシ!ボックス席で食べながら鈍行で鳥取へ向かうのが山陰本線の乙。
まんが王国鳥取ですから、JRとも連携して駅名の愛称を付けるケースが多い。青山剛昌記念館の最寄り駅「由良駅」は、言わずもがなの「コナン駅」です。
山陰本線はほとんどの区間が電化されていませんので気動車が多数を占める。列車通学だった人はキハ40系に愛着があるかも?電車じゃなくて、汽車!気車?
鳥取県東部に立ち寄ると思わず購入してしまう、若桜町の手づくりハム工房 つくしんぼ「粗挽きウインナー」。唐辛子入りがピリ辛で旨し。
鳥取県立美術館は、2024年度の開館に向けて倉吉市で整備中ですが、鳥取で企画展といえばやはり「鳥取県立博物館」。今年は「ザ・フィンランドデザイン展」も良かったですが、「輝いていた60’s ―1960年代のスポーツと生活文化―」展がピカイチでした。
八頭町にある大江ノ郷自然牧場のパンケーキが美味しい。平飼いで育てた「天美卵」も有名で最近は関西からの来客も多く、予約必須。個人的には、ベーコンの塩味とシーザーサラダの組み合わせがお気に入り。
麒麟獅子は鳥取県東部と兵庫県北部を中心に伝わる民俗芸能。古くから伝わる獅子舞ですが、獅子頭が麒麟となっています。鳥取には今も「麒麟がいる」のだ。
麒麟といえばキリンビール。麒麟がラベルのビールブランドですが、実は鳥取に縁がある。倉吉市出身の実業家磯野長蔵は麒麟麦酒株式会社設立に参加し、その後社長にも就きました。
スイカの原産は熱帯アフリカのサバンナや砂漠地帯。乾燥地研究の先進地、鳥取のスイカが美味しくない訳が無い。もう夏は終わりましたが、暑い時期はやっぱりスイカが食べたくなる。鳥取のスイカは甘い!
鳥取と京阪神を繋ぐ特急列車「スーパーはくと」。未だ電化すらされない鳥取県東部と瀬戸内とを鉄道で結ぶ貴重な車両、いつもお世話になっています。阪神・淡路大震災の折りは播但線で大活躍でした。
ブリリアントアソシエーツ社はピンク色にこだわる鳥取県内企業。最も有名なのは赤ビーツを使ったピンク華麗(カレー)。味は案外普通ですよ。他にもピンク醤油や、ピンクわさび、ピンク珈琲キャンディもあるんです。
鳥取市西部、旧気高郡のエリアからは弥生時代等の木製品が多数出土しています。杉材で作られた腰掛けの曲線からは鉄製の工具が用いられたことが伺えます。古代の鳥取は何気に木材加工の先進地だったようですね。
鳥取県には現存天守も復興天守もありませんが、天守風建築物として思い浮かぶのは、犬山城を模したとする鳥取市の「河原城」と、米子城を模したとする「お菓子の壽城」です。お城って本当に存在感がありますよね。
米子駅と境港駅を繋ぐJR境線では、カラフルな外装が目を引きますが、実は車内も楽しいんです。天井のラッピングや車内のファブリック、アナウンスも鬼太郎なんです。ぜひ、乗ってみよう!
鳥取県は牛骨ラーメンが熱い!「香味徳(かみとく)」始め県中部を中心に牛骨ラーメン店が軒を並べます。人によってはこってり加減が物足りないかもですが、牛骨のあっさり感が身に染みます。
杉玉はスギの穂先を集めて球体に造形した物。造り酒屋などの軒先に吊すことで、新酒の完成を知らせる役割がある。鳥取県智頭町は古くから林業が盛んで、檜の美作に対し、智頭は杉が有名。宿場町でもあった智頭では、多くの家の軒先に杉玉がぶら下がっています。
鳥取で「ばばちゃん」の愛称で親しまれるこの魚は、日本海の水深300~500mに生息し、学名をタナカゲンゲといいます。沖合底引き網漁業で漁獲され漁師の間で食べられていましたが、近年は「ばばちゃん鍋」として食べるのが旅行客に人気です。
鳥取市で花見といえば久松公園。時期になると出店が並んで縁日気分となります。城跡の石垣を眺め、焼きイカを食べつつ桜を見上げながら散策するのが春の定番です。
鳥取市弥生町の「味暦あんべ」では、カニの漁期にあわせ期間限定(11月初旬~1月初旬)で「親がに丼」が食べられます。雌のズワイガニ(親ガニ/セコガニ)を8~10杯用い、今年は4500円。カニ増量の「親がに丼極」は6000円!
鳥取で地ビールと言えば、やはり、「くめざくら大山ブルワリー」の大山Gビールですね。レギュラーでピルスナー、ペールエール、ヴァイツェン、スタウトの4種類ありますが、いつも安定のヴァイツェンをチョイス。東部は鹿野の「AKARI Brewing」、中部は白壁土蔵群の「BREW LAB KURAYOSHI」へどうぞ。
鳥取県は2014年の時点で唯一スターバックスコーヒーが存在しない都道府県でした。平井知事は「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバ(鳥取砂丘)がある」と発言。これが話題になったことから県内企業が始めた喫茶店チェーンの「すなば珈琲」。今では手広く展開されていらっしゃいます。
米子鬼太郎空港は鳥取県西部にある美保飛行場の愛称で、航空自衛隊美保基地の滑走路を利用する共用飛行場です。手荷物受け取りレーンでは、スーツケースに入った目玉おやじが廻っています。
鳥取県の県鳥でもあるオシドリですが、日野町根雨の日野川の川岸へ11月から3月にかけて越冬のため立ち寄ります。多いときには1000羽以上の姿を間近で観られるそうですよ。
民芸のプロデューサー吉田璋也氏がデザインした木製電気スタンドは今も作られるロングライフ商品です。戦後、鳥取県は産業工芸が盛んでしたが、小島基氏が指導した国内有数の曲げ木家具メーカーだった鳥取家具工業株式会社も、今はもうありません。
2005年、境港は生マグロの水揚げ量日本一となりその後も上位が続いています。マグロは6~8月ごろに多く市場に並びますが、かつては釧路港、そして塩釜港もマグロ水揚げでは有名です。今後も水産資源を絶やすことなく、将来も鳥取でおいしいマグロが食べられるよう気を付けたいですね。
植田正治氏は境港市出身の写真家。鳥取砂丘を舞台にしたシリーズ写真がとても有名です。美術館は大山を望む伯耆町にあり、島根県出身の建築家、高松伸氏が設計しました。ここから眺める大山も一つの作品といえます。冬期は休館期間があるので、来館時には要注意です。
鳥取市はカレールウの消費量が全国1位。そしてカレーといえばラッキョウ。県の名産品との結びつきも強いカレーですが、2014年からご当地グルメへの定着を狙い、「鳥取カレーちゃんぽん」が居酒屋など鳥取市内飲食店で提供されています。見かけた時は是非食べてみてください!
1982年に泊村教育委員会が中心となって考案された生涯スポーツ「グラウンド・ゴルフ」は、今や全国に普及しています。団体競技である「ゲートボール」に対しグラウンド・ゴルフは個人競技なのが特徴。「潮風の丘とまり」はグラウンド・ゴルフのセント・アンドリューズと言えましょう。
まんが『名探偵コナン』の作者、青山剛昌氏は鳥取県大栄町(現:北栄町)出身。町ではJR山陰本線の由良駅から青山剛昌ふるさと館までの約1.4kmを「コナン通り」と名付け、16種類17体のブロンズ像と9体のカラーオブジェが並んでいます。
倉吉市白壁土蔵群にある「町屋清水庵」では、明治時代に建てられた町屋を改装した店舗で食事を提供しています。看板メニューは餅しゃぶ。十二種類の薄切りお持ちをお出汁にくぐらせて食べます。オススメですよ。
鳥取県は日本海のお魚が有名ですが、県西部に大山があり、県域の多くが中国山地であることから河川も多く、実は渓流釣りを楽しめるスポットが多数あります。「イワナ」の放流も盛んで、「ヤマメ」もよく上がります。魚種も多く、淡水魚に興味ある方はぜひ鳥取県にいらしてください。
鳥取市で夏祭りといえば「鳥取しゃんしゃん祭」が有名です。神社の例祭の行列に「因幡の傘踊り」を組み合わせて始まったもので、毎年8月中旬に市内中心部を舞い歩き、傘の鈴の音が「しゃんしゃん」と鳴ることからそう呼ばれています。
境港市にある「夢みなとタワー」は、1997年に開催されたジャパンエキスポ’97鳥取「山陰・夢みなと博覧会」のシンボルタワーとして建築されました。高さ43mは全日本タワー協議会により日本一低いタワーとして認定され、2019年よりネーミングライツ契約に伴い、名称が「SANKO夢みなとタワー」となっています。
お正月のお雑煮は、地域によって色々と特徴がありますね。鳥取県内の多くの地域では昔から小豆雑煮が食べられてきました。鳥取以外にも石川、兵庫、島根など一部の地域でもあるそうですが、関西人からすれば「ぜんざい?」とびっくりしますね。
鳥取県は日本海側に面していますから、冬は湿度が高く、雪も積もります。気温がそれほど低くないため、雪質はさほど良い訳ではありませんが、西日本では貴重なスノーエリアと言えるでしょう。大山や氷ノ山など、冬場はスキー客で賑わいます。
鳥取県東部にある岩井温泉は1300年の歴史を誇る山陰最古の温泉と言われています。頭に手ぬぐいをのせ、柄杓で湯をかむる「湯かむり」という江戸時代から伝わる風習が今も残っています。鳥取県内には10箇所の温泉地がありますので、ぜひ巡ってみましょう。
たくみ割烹店は「民藝のプロデューサー」吉田璋也が始めたお店。北京で食べた「涮羊肉(シュワヤンロウ)」を日本に帰国後牛肉で再現。すすぎ鍋は中心に煙突のある中国由来の鍋「火鍋子(ホワグオズ)」を用い同店で登場させました。その後、大阪市のスエヒロ本店が「しゃぶしゃぶ」の名称を商標登録しています。
米子の夏祭りといえば「米子がいな祭」。「がいな」とは方言で「大きい」を意味し、Jリーグ「ガイナーレ鳥取」、アニメ制作会社「ガイナックス」もこの方言にちなむもの。がいな万灯は、自衛隊米子駐屯地が秋田駐屯地の研修で参加した秋田竿灯を持ち帰り始めたもの。「海外公演をしない」などの念書を交わして今も続いている。
ラッキョウは鳥取の特産品、5月ごろから出回り始めます。この時期、多くの家庭で酢漬けを作りますが、スーパーには「らっきょう酢」なるものが並びます。昔はなかったと思いますがいつからあるものなのでしょう?鳥取いなば農協とオタフクソース社の商品をよく見かけました。
「水木しげるロード」は今や鳥取県で最も多くの人が訪れる観光地となりました。以前は本当に寂れた駅前と商店街でしたが、水木先生の協力もあり1993年に23体の銅像でスタート。その後はスポンサー公募などもあり、現在は約800mの通りに妖怪ブロンズ像が177体並んでいます。
おおじこうじ氏のライトノベル『ハイ☆スピード!』を原案とした京都アニメーション制作のTVアニメ『Free!』は岩美町をロケ地として映像化されました。町内にはアニメで登場した景色が見られることから、聖地として多くのファンが集まります。
鳥取砂丘の砂は中国山地から千代川によって運ばれて形成されています。砂地の含水量にはばらつきがあり、全ての砂が乾燥している訳ではありません。砂が乾燥すると表層には風によって砂紋(風紋)を形成しますが、雨が多い日本海の冬には砂の固まりの凸凹ができるなど、季節によって様々な表情を見ることができます。
鳥取県ではクロザコエビのことを「もさえび」と称し、9月~5月に沖合底びき網漁で漁獲されます。鮮度劣化が早く遠隔地への出荷が難しいことや、松葉がにのシーズンと重なりことなどから全国での知名度はイマイチですが、甘エビより甘く、身がしっかりしていて食べ応えがあります。個人旅行者にはカニよりこちらをオススメします!
とっとり花回廊は南部町にある日本最大級のフラワーパーク。全長1kmの屋根付き回廊があり、四季折々の花が楽しめます。大山の麓にあるため日中は伯耆富士を背景に花を愛でるのも良いですし、11月中旬から1月中旬はイルミネーションで彩られるため、夜に行くのも楽しいですよ。
智頭町の諏訪酒造は幕末の1859年から続く酒造メーカーで主な銘柄は「諏訪泉」。漫画『夏子の酒』の著者、尾瀬あきら氏が幾度か取材で訪れており、作中でも工業試験場技官の上原氏と共に「諏訪泉・鵬」が登場する。販売コーナーには、漫画の原画コピーが飾られています。
鳥取県はどの市町村からでも天の川が見えるほどに人工光が少なく、天体観測にはうってつけの地域といえます。特に冬や梅雨時期の雨の後は空気が澄んでいることから、本当にきれいな星空を眺めることができます。鳥取に泊まられた際は、ぜひ夜空を見上げてみてください。