伏見の魅力を知る機会を提供する「伏見連続講座」

活動の概要

「伏見区基本計画~皆でつくるすむまち伏見~」(平成23年1月策定)では、重点戦略「融合プロジェクト」の中で、伏見の魅力を知る機会を広く提供し、「伏見」への関心、愛着を高める「伏魅力」再発見・発信~魅力再発見・プロジェクト~に取り組むこととしています。

伏見区ではかねてより、多くの大学が公開講座等を実施し、伏見の魅力を多くの市民に伝えてきた実績があります。これらの公開講座を中心に、その他、区内で行われる伏見に関する講演会やフィールドワークを「伏見連続講座―ふれて、しって、みて伏見―」と位置づけ、伏見に関わりのある人々に「伏見」というテーマに沿った講座を連続して学ぶことができ、伏見の魅力を知る機会を広く提供していくことを目的としています。

本学では、この連続講座に講座提供をしています。

活動の内容

伏見区「伏見連続講座」は、地域団体と大学、行政が連携し、伏見の多様で魅力的な歴史や地域資源を学び、育み、伝えていくことを目的に開講しています。

大政奉還、鳥羽伏見の戦いから150年を迎える今年度は、伏見をテーマにした公開講座や体験学習を、より一層充実した内容で開講されていますが、本学では、2017(平成29)年度は里山学研究センターとの連携により、以下の講座を開講しました。

龍谷講座×里山学研究センター シリーズ「伏見のいきものを知る」

第1回「京都の里山と昆虫たち」

人の暮らしを支えてきた里山の歴史や、そこに暮らす昆虫達について紹介。

第2回「伏見とかかわる身近な鳥、渡りをする水鳥たち」

伏見稲荷にかかわる身近な鳥とその文化について、また、身近な鳥や、渡り鳥から見て伏見の自然はどのように見えるのかなどを紹介。

第3回「伏見に暮らすけものたち」

伏見には、イノシシやキツネ、タヌキ、ムササビなど様々なけもの達が暮らしています。過去から現在までのけものの暮らしを紹介しました。

現地学習「夜の野生動物観察会」

伏見稲荷大社では、日没後、観光客が少なくなった頃からムササビやキツネ、タヌキなどが姿を現し、最近ではイノシシも頻繁に出没している。この現地学習では、日没後の伏見稲荷大社境内を歩き、参加者に野生動物の気配を感じて頂きました。

座学の様子

受講いただいた多くの一般市民の方々

第3回「伏見に暮らすけものたち」では動物の剥製や骨を展示

これまでの成果

本学が「伏見連続講座」へ提供している講座は、本学における研究の成果を地域社会に還元し、大学の社会的使命の一端を果たすことを目的として、1977年から開講している公開講座「龍谷講座」(受講料無料)との共同開講としています。

【他団体・グループとの連携について】連携可

お問い合わせ

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活動団体情報

代表者
深尾 昌峰
(龍谷エクステンションセンター センター長、政策学部教授)

連絡先
REC事務部(京都)
075-645-2098

主な連携メンバー
伏見区役所地域力推進室、京都聖母女学院短期大学、京都文教大学、京都教育大学、種智院大学、深草ふれあい事業実行委員会、醍醐もちもちぃんウォーク企画委員会、伏見歩き隊、伏見楽舎、深草古地図プロジェクト、桃山同総会、伏見城研究会、京都市埋蔵文化財研究所

活動開始時期

  • RECの開設:1991(平成3)年
  • 伏見区「伏見連続講座-ふれて、しって、みて伏見」:2011(平成23)年度

主な活動地域
京都市伏見区

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