再生可能エネルギーの活用にむけた自治体エンパワー型パッケージ開発

活動の概要

この研究プロジェクトでは、再生可能エネルギーを地域で活用するために自治体における共通課題を見出し、解決へ導くための情報提供、ノウハウ、地域での実装事例の蓄積を目的としています。
具体的には、再生可能エネルギー塾の開催、地域と大学の連携による再生可能エネルギー設備導入、地域再生可能エネルギー基本条例の制定支援、地域金融機関を巻き込んだ資金調達に関するネットワーク構築に取り組んでいます。

活動の内容

龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)では、2014年から独立行政法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)「地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会」研究開発領域研究開発プロジェクト「地域再生型環境エネルギーシステム実装のための広域公共人材育成・活用システムの形成」に取り組んでいます。これまで、地域で再生可能エネルギー事業を始めるための人材育成や再生可能エネルギーによる発電導入などを支援してきました。

洲本・再生可能エネルギー塾

2015年 2月14日(土)~15日(日)、21日(土)~22日(日)の4日間、兵庫県洲本市において再生可能エネルギー塾を開催しました。
島内外から40名が参加し、大学生から大人まで車座になって再生可能エネルギー事業を始めるための実践的な知識を学びました。

千草竹原地区の小水力発電

洲本市内にある千草竹原で、小水力発電導入に関する調査・設計・土木工事・イベント開催などを支援してきました。調査・設計にあたっては九州大学大学院工学研究院や株式会社リバー・ヴィレッジの協力を得て、農業用水路を利用した導水、ニュージーランド製ペルトン水車を設置しました。
また、龍谷大学政策学部の学生が発電した電気の活用方法と集落活性化を考えるワークショップを開催したり、水路補修や清掃作業を手伝いました。

設置されたペルトン水車

農業用水路の掃除

これまでの成果

2015年2月から千草竹原にて3kWhの小水力発電が導入され、集落内の電灯、防犯カメラ、日常用電源などに利用されています。新聞やテレビで紹介され、多くの人が見学に訪れるようになりました。
また、龍谷大学政策学部学生と竹原町内会が協働で小水力発電の電気を使った音楽会を開催し、千草竹原ファンを増やすためのイベントを実施しました。

小水力発電の電気を使った音楽イベント

2015年2月18日 毎日新聞朝刊

今後の目標・課題

地域資源として再生可能エネルギーを活用し、その発電による便益を地域が享受するためには、自治体が定める地域再生可能エネルギー基本条例や地域金融機関と連携した資金支援体制づくりが必要です。
今後は、自治体に共通する課題解決のノウハウや情報提供として、地域再生可能エネルギー基本条例に関するシンポジウムや、地域金融と再生可能エネルギー活用に関するシンポジウムを開催します。

【他団体・グループとの連携について】連携可

お問い合わせ

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活動団体情報

代表者
白石 克孝
(地域公共人材・政策開発リサーチセンター長、政策学部教授)
専門分野:公共政策

連絡先
地域公共人材・政策開発リサーチセンター
TEL:075-645-2312
http://lorc.ryukoku.ac.jp/

主な連携メンバー
株式会社イー・コンザル、株式会社PLUS SOCIAL、株式会社リバー・ヴィレッジ、兵庫県洲本市、竹原町内会

活動開始時期
2014年5月

主な活動地域
兵庫県洲本市