活動の概要
2012年より、京都老舗の会、京都府染織・工芸課のご協力の下、老舗の経営者をお招きし、お話を伺っています。その後、お店や工房を見学し、受講生にとっては、京都の産業の伝統を理解する貴重な機会なっています。講演は公開して一般市民の方にも来聴いただいています。
「京都老舗の会」とのコラボレーション講義
活動の内容
老舗や伝統工芸は京都の産業の代名詞と言ってもいいでしょう。京都府による「老舗表彰」を受けた企業も2017年2月現在、1906社に達しています。そのような京都の老舗企業の経営者のお話を伺うと、どのお話も伝統と革新の共存についての深い含蓄を実感するとともに、京都の長い歴史や文化の偉大さをあらためて痛感します。
この「地域活性化プロジェクト-ものづくり活性化プロジェクト−」では2012年より、京都老舗の会、京都府染織・工芸課のご協力をいただき、お話を伺う機会を頂戴しています。講演後、お店や工房の見学をし、より一層理解を深めています。
江戸時代後期から続く味噌の店「関東屋」さんの講義
伝統的な法衣、神職衣装の老舗「井筒」さんの講義
京すだれの老舗「西河」さんの店舗を見学しています
これまでの成果
これまでに40人の経営者の方にお話を伺いました。その記録は、毎年、冊子にまとめています。また京都老舗の会のニューズレターとして、配布されるとともに、同会のホームページにも掲載されています。
今後の目標・課題
今後も、こういった貴重な機会を設けるため、講演していただける老舗を継続的に見つけていくことが重要です。講演はもちろん、工房見学についても、一般市民から参加の希望があります。
お問い合わせ
活動団体情報
代表者
松岡 憲司
(経済学部教授)
専門分野:産業経済学、中小企業論
連絡先
経済学部教務課
主な連携メンバー
京都老舗の会、京都府商工労働観光部染織・工芸課
活動開始時期
2012年
主な活動地域
京都市