活動の概要
旧き良きものを大切にし、新しいものごとを積み重ねることで成り立ち、発展してきた京都と次世代を担う学生、あるいは留学生とコラボレーションすることによって、期待される成果をあげようとするものです。
京都学実践フィールドワークの活動
活動の内容
京都の多様な側面、「観光都市」「宗教都市」「学研都市」「教育都市」「国際都市」「古都」「歴史都市」などを実践体験を通して学びます。
また、具体的に行事に参加するだけでなく、裏方さんや縁の下の力持ち的なお役の方々の補助をしたり、訪問客の対応にあたります。その中には修学旅行生や外国人観光客の方々の姿も非常に多く、自分たちの過去と重ね合わせることで、他者への配慮や思いやり・気遣いや人間関係の距離感、コミュニケ-ションの取り方なども会得していきます。
解説を聞く留学生
これまでの成果
参加した学生は京都に住み、京都に学ぶことの喜びをあらためて実感しています。また、寺社関係者や町衆の方々とのふれあいから、京都の町全体の成り立ちが理解できるようになりました。
さらに、近年は核家族の中で小家族の中で育った学生たちに、団体・組織としての振る舞いも学んでいます。
最後に、京都市民多くの方から、本学の学生の印象として概ね「温和」「誠実」「礼節」といった肯定的なイメ-ジをいただきました。
八坂神社・神泉苑・霰天神山・鯉山・南観音山・八幡山・浄妙山の皆様、また関連の皆様には、ことのほかお世話になりました。ここに衷心より感謝し御礼を申し上げます。
鉾の前にて
今後の目標・課題
京都の種々行事は新暦によって行われたり、旧暦に従って行われたりさまざまです。それらを学生の定期試験のタイミングとどう調整していくかが課題となります。
お問い合わせ
活動団体情報
代表者
泉 文明
(国際学部国際文化学科教授)
専門分野:京都学
主な連携メンバー
八坂神社・神泉苑・霰天神山・鯉山・南観音山・八幡山・浄妙山の皆様
活動開始時期
2016年度前期
主な活動地域
京都市街区域