活動の概要
地域デビュープログラム「町家deうどん」では、学生が地域の人たちと交流することで、共に学びあう関係を作ることを目的としています。
地域の子どもからお年寄り、近隣の京都工学院高校や京都教育大学の生徒や学生、本学に交換留学で来ている留学生などまさに多世代・多文化交流イベントとして開催し、本格的なうどん打ち体験ができることもあり大変好評を得ています。
小麦粉を練ってうどん玉をつくります
活動の内容
龍谷大学では、一人でも多くの学生が、在学中に地域との連携活動に関わりを持ち、卒業後も地域と関わりを意識しながら、よりよい社会と自らの人生を創り出すことの出来る人間に成長してほしいと考えています。
そのためには、まずは学生が地域にデビューし、地域住民の方々と学生が深く交流しあって、住民との信頼関係を築くことが大切です。
本プログラムは、学生スタッフを編成し、イベント実施にあたり、うどん作りに関する技術やうどんに関する歴史、さらにはグルテン形成などの食品栄養に関する知識を朝見祐也農学部准教授から学び、当日は「うどん伝道師」として活躍します。
熟成させたうどん玉を切っていきます
切ったうどんはかまどで茹で上げます
これまでの成果
参加者からは、「うどんの作り方を初めて知った」、「小麦粉を練るとこんな弾力がでるんだ!」、「留学生と会話できて嬉しかった」、「龍大生が良い子ばかりでびっくりした」、「地域の高齢者と会話できてよかった」といった嬉しい感想が伺えました。
本プログラムを通じて、少しずつですが、地域をフィールドとして何かをやってみたいという学生が増えてきている手ごたえを感じています。
なお、本事業は、京都市と公益財団法人大学コンソーシアム京都が実施する「学まち連携大学」促進事業の支援を受け実施しています。
プリプリのうどんが茹で上がりました
今後の目標・課題
2016年度から実施しており、地域での認知度も向上しており、子どもからお年寄りまで多くの方に御参加いただいています。
プログラムの運営は、地域において様々な取り組みを行っているNPO法人深草・龍谷町家コミュニティの学生委員会「京まちや七彩コミュニティ」と一般公募の学生によるプロジェクトチームで実施していますが、本学の地域デビュープログラムとしてより多くの一般学生が参画してくれることを期待しています。
受賞・助成採択実績
本学が2016年度に採択された「学まち連携大学」促進事業(京都市、公益財団法人大学コンソーシアム京都)の一環として取り組んでいます。
お問い合わせ
活動団体情報
代表者
深尾 昌峰
(龍谷エクステンションセンター センター長、政策学部教授)
連絡先
REC事務部(京都)
主な連携メンバー
特定非営利活動法人深草・龍谷町家コミュニティ、学生委員会「京まちや七彩コミュニティ」
活動開始時期
2016年12月
主な活動地域
伏見区深草地域