StampioN(2025年度龍谷チャレンジ<スタートアップ部門>採択事業)

(1)事業の概要

 全国の駅、寺院、観光地などのスタンプ情報を地図上で共有できるソーシャルマップアプリを作成中である。ユーザーはスタンプの場所を投稿・検索し、いいね・保存機能で情報を蓄積する。AIチャットでスタンプの場所や使い方をサポートし、地域別・カテゴリー別の絞込機能、スタンプラリー機能を搭載する。趣味のスタンプ収集を楽しむコミュニティ形成と、観光振興・地域活性化を目指すプラットフォーム事業である。ターゲットは外国人観光客とスタンプ好きの日本人である。

(2)事業実施項目

マップアプリの作成

 事業概要で示したようなアプリの作成を行った。思う様に制作が進まず足踏み状態である。しかし、事業開始当時と比べ精度や位置情報等の機能は向上した。

伊勢志摩・名古屋での現地調査

 世界的に有名なポケットモンスター主催の「みえのポケふた&のりものスタンプラリー」の開催にあわせて、日本を周遊する外国人にインタビューをすることを目的に現地調査を行った。しかし、三重・名古屋などの東海地域では駅や観光地等のスタンプがあまり主流ではなく、また、スタンプを押している観光客に出会うことはほとんどなかった。

京都での現地調査&情報交換

 事業開始からメンバー個人の隙間時間等で京都府内のスタンプについて調査を行った。駅や街中だけでもこの期間中で約200個のスタンプの取集ができた。また、スタンプを集めている外国人観光客とスタンプ設置場所の情報交換をしたり、おしゃれなデザインのスタンプのシリーズの情報交換をする交流を行った。その際、自作のスタンプマップを配布するなどした。

(4)事業の成果

スタンプ収集の効率化

 スタンプの設置場所に加え、アクセス方法や効率よく押し集めるルート案内を行った。

スタンプの設置

 スタンプの需要について説明した飲食店が、スタンプの設置を行った。

利用者統計

 伏見稲荷大社などの王道観光地では、全体人数の約2割ほどしかスタンプを集めていないことがわかったが、逆にニデック京都タワーなどのサブ観光地に足を運ぶ観光客のうち約8割がスタンプを集めていた。

(5)今後の課題と展望

 今回の事業での課題はアプリが完成しなかったことにある。その代わり、自作したマップを手渡すなどして対策を行った。また、スタンプが日本全土には広まっていないことが新たに判明したため、アプリ上でのスタンプ位置の公開範囲を考え直す必要がある。

 今後はアプリ開発には時間がかかるのでまずはいま完成している部分をウェブサイトで無料公開し、利用者統計をとる。また、並行してアプリ開発を進めていくがエンジニアを探し自分たちの負担を軽減できるのが一番の早道だと考える。

(6)事業実施を通じて見出された特長

  1. ポイント1「観光客の地域分散」
  2. ポイント2「地域との連携」
  3. ポイント3「観光の効率化」

活動団体情報

代表者
田畑 華聖

連絡先
価値創造推進部

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