(1)事業の概要
本事業は、令和6年能登半島地震の被災地となった石川県の能登半島地域において、石川県七尾市出身者である代表の実家(浄土真宗大谷派の寺院)の隣にあるレジデンスを活用したものである。能登の玄関口として、つながる宿泊所としての活用に向け、そのチャレンジの前段階としてコミュニティー拠点としての活用を行った。今回の事業の中心には、2025年に行われる青柏祭の際に場を持つ、という初めての取り組みを据えた。
(2)事業実施項目
「粟津屋 × 鵬学園」
上記のテーマで、地元老舗菓⼦屋である粟津屋様と、鵬学園高等学校の調理科の学⽣とのコラボで「でか山焼き」というお菓⼦を開発した。⾼校⽣自身が空き家の屋外で、チャレンジショップのような形で販売できるようにした。
「空き家 × 地域」
上記のテーマで、鵬学園高等学校茶道部と地域のちびっこ茶道部にご協力いただき、空き家の中でお抹茶を振る舞った。高校生が立てたお抹茶を、小さな子供が、お客様としていらっしゃった地域の方や観光客の皆さまに配膳できるようにした。お客様にはホッと⼀息つく時間を提供できた。
「能登 × 東北」
上記のテーマで、代表が震災後に2度訪れご縁をいただいた、福島県双葉郡の皆さまが能登に来られた。復興をめざして現在14年⽬の福島県双葉郡と、2年目を迎える能登という二つの地域をつなぐことができた。
(4)事業の成果
関係の深まり
今回の事業をきっかけに、商店街の皆さまやお手伝いいただいた高校・大学、その他各地域の皆さまとご縁をいただいた。その結果、後に行われた商店街の行事や復興イベント等に大学生が参入するきっかけ作りになった。
ビジネスとしての可能性
今回の活動をきっかけに同じ考えを持っている能登出身者の学生や、能登で活動されている事業者さんよりお話をいただいた。事業にとって、様々な方面においてビジネス化していく可能性を広げるきっかけとなった。
(5)今後の課題と展望
今回の事業での課題は、継続的な活動にしていく上での資金面の仕組み作りと、人材面である。関西からの学生だけではなく、金沢市内にある大学や関東方面と関わりのあるNPO法人の方々の動きをヒアリングした上で、活動の幅や方法を丁寧に辿る必要があると感じている。
今後は、そういった各団体との連携やつながりを増やし、地域の中で活動していく土壌を整える必要がある。また資金面においても、現在は補助金を活用していくことになるが、持続的な資金運用の仕組みづくりを並行して整えていくことが必要になると感じている。
(6)事業実施を通じて見出された特長
- ポイント1「人材のネットワーク(特に金沢を中心とした)」
- ポイント2「若者の雇用の創出」
- ポイント3「民官連携」
活動団体情報
代表者
越岡 滉周
連絡先
価値創造推進部