(1)事業の概要
前年度に引き続き、宇治田原町にある施設「宗円交遊庵やんたん」の利用客増加や、煎茶発祥の地として宇治田原町を広めた。そこで前年度開発したお茶を利用したクラフトビールを広めるイベント等を行った。また、宇治田原町の地域活性化を図るため、町内の店舗紹介、秋のマルシェを開催し、宇治田原町を知ってもらう機会を設けた。
(2)事業実施に至る経緯と背景
先輩方から宇治田原町にある施設「宗円交遊庵やんたん」の利用客増加の事業や、煎茶発祥の地が宇治田原町であるという話を聞き、興味を持った。そして私たちも宇治田原町の魅力を伝えていく活動に加わりたいと思い、事業を引き継いだ。町役場で話を聞いてみると、宇治田原町では防災アプリのインストールの推奨などデジタルでの取り組みも増えているが、利用者数を増やすまでには至れていない。この問題に取り組むことで宇治田原町の地域活性化にもつながる為、防災についても力になれないかと考えた。
(3)事業実施項目
(1)期間限定運行バスグリーンライナーの広報活動
昨年度運行した「やんたんライナー」を、今年度は「お茶京都グリーンライナー」と名称を改め、期間限定でバスが運行した。今年度は新たに和束町まで路線が繋がった事から、観光の手助けになるように、昨年度作成したHPの更新を行った。また、グリーンライナーについてのチラシ(ポスター)を作成し、アルプラザ城陽にて行われた公共交通利用促進イベントで来場された方々に向けて広報活動を行った。
参考URL:https://www.yantan-liner.jp/
(2)宇治田原町防災アプリの普及活動
宇治田原町役場からの要請により、防災アプリ「@InfoCanal」のインストールを促している。そこで、宇治田原町の防災訓練に参加し、地元住民(主に高齢者)に向けてアプリの登録方法の説明会を行った。また、秋のAQUAマルシェ(4)においても、高齢者向けの説明会ブースを設けたり、地元住民に対しては受付時にアプリの登録を促したりと、アプリの存在について周知させる活動を行った。
(3) 宇治田原町の特産品である茶葉を利用した玉露エール 初の試飲販売会
AQUA株式会社協力のもと2023年より試作を重ねてきた玉露を用いたクラフトビール「翠玉の雫」を秋のAQUAマルシェ(4)で初の試飲販売を行った。AQUAマルシェでの販売に向け新たにラベルを制作し、初めての販売と至った。
販売時にセット販売やSNSフォローで割引を行ったこともあり、合計販売本数75本と多くの方の手に取って頂ける結果となった。
(4)宇治田原町内でのマルシェ開催
地域住民同士の交流が深まる場所を提供するという目的で昨年度開催したマルシェを、今年度も秋に開催した。宇治田原町内のお店数店舗や、メナード化粧品、龍谷大学藤岡ゼミに出店依頼をし、合計10店舗からなるマルシェを開催した。子供たちにも楽しんで頂けるよう、私たちはスーパーボールすくいを企画した。チラシを製作し1ヶ月ほど前から様々な店舗で配布して頂いた為、去年より来客数が1.5倍に上昇し、SNS発信も行っていたことにより京都府外から来て下さる方もいた。
このマルシェのもう1つの目的であるAQUAコインランドリーの防災協定の内容や防災アプリの存在についてなどの防災の面でも広めることができたと思う。
(4)事業の成果
- 期間限定運行バスグリーンライナーのバス利用者数は、目標であった前年度比1.5倍には届かなかったものの、今年度は1.27倍と大幅に利用者数が増加した。今年はバスの路線に新しく和束町も追加された事や、期間に余裕を持って宣伝することができた事が主な要因であると考えられる。
- 宇治田原町内の防災訓練での利用説明会や、マルシェでも防災アプリについて呼びかけを行い、防災アプリの利用者が59名増加した。
- 玉露エールはマルシェ時に初の試飲販売を行い、合計販売本数75本と思っていた以上に販売することができた。中には玉露エールを目的に来場した方も多かった。味に関しても好評で「鼻から茶の香りが抜けていき、お茶のような芳醇な味がある」、「アルコール度数が低く、のど越しや口当たりが良いため飲みやすい」等、様々な感想を頂いた。
- マルシェは前年度と比較し来場者数が約123人と、前年度と比較し約1.5倍の増加となった。地元住民の他にも名古屋や三重からもお越し頂き盛り上がりを見せた。今回のマルシェの目的である、AQUA株式会社と宇治田原町町役場との防災協定の情報発信や、地域交流の場としての役割を果たせたと考える。
(5)今後の課題と展望
今回の事業での課題は、情報共有の遅さや指示の曖昧さである。役割分担の指示を明確に行っていないことにより仕事量に差が出てしまった為、構成員内での把握している情報にも差ができてしまった。仕事量が多く忙しいなどの理由で情報共有が遅れてしまった。そして他の構成員へ仕事を指示が遅れてしまったことによりスケジュールの都合が合わない為、一部が仕事を抱え込む結果になってしまった。また、話し合うにも構成員のいるキャンパスが2か所に分かれている為、集合することが困難であった。
今後は2週間に1回曜日を指定し、確実に集まる日を作り情報共有を行う時間を確保する。情報共有時にタスクと期限を確認し仕事量に差の出ないように割り振り、期限に余裕を持って作業を行うことを心掛ける。外部の団体との連携もより多くなる為、情報共有を細かく行っていきたい。来年度には新商品である玉露を使ったジェラートに関する情報も発信していく予定なので新たな構成員の勧誘も積極的に行う。
(6)事業実施を通じて見出された特長
ポイント1「社交性」
ポイント2「積極性」
ポイント3「計画性」
お問い合わせ
活動団体情報
代表者
福本 結子
連絡先
価値創造推進部
主な連携メンバー
京阪バス株式会社、お茶のDMO、株式会社AQUA、宗円交遊庵やんたん
主な活動地域
宇治田原町