深草ベースまもる場プロジェクトチーム

(1)事業の概要

京阪・龍谷大学前深草駅の空き地「深草ベース」を活用し、地域住民の憩いのば・交流の場として住民同士の協働を促し、住み続けられる「まちづくり」に取り組む。具体的には、花壇等美観への取り組み、井戸の掘削や防災かまどなどを設置する。花壇等は生物多様性の場所とするとともに、深草ベースを日常的な住民交流の場に育て、災害時にはスムーズに防災基地としての機能を果たせることを目的とする。

(2)事業実施に至る経緯と背景

地域コミュニティの希薄化や地域防災力の向上が課題となる中、駅前の空き地「深草ベース」を活用し、住民の日常的な交流を促進するとともに、災害時には防災拠点として機能する持続可能なまちづくりを推進することを目的として、本活動を実施することとなった。

(3)事業実施項目

(1)防災かまどの作成

災害時にライフライン(ガス・電気)が停止した場合でも、かまどがあることによって温かい食事を提供をできたり、地域住民の交流等に使用できる。イベント等で使用することで防災訓練の役割も兼ねる。
耐火煉瓦と網を使用した簡易的な作りになっており、簡単に使用することができる。

(2)防災井戸の作成

地震などの災害発生時には断水が起こる可能性が高く、飲料用だけでなく、トイレ・清掃・消火補助などの生活用水を確保する役割を担う。地域内に水源を持つことで、外部支援に依存しすぎない体制を整えることができる。
地域に防災井戸を作り、地域住民との交流イベント等で使用することで緊急時に活用できるようにする。

(3)花壇の作成

多様な植物を受けることで、昆虫等が集まり、都会化している京都の中で小さな生態系が生まれるようにする。また、憩いの場としての役割を果たすため景観づくりとして作成。

(4)事業の成果

  • 防災井戸を整備したことで、災害時に生活用水を確保できる体制が構築され、地域全体の防災力向上に寄与した。
  • 防災かまどの設置により、非常時に炊き出しが可能な環境を整え、避難生活における生活機能の維持に貢献できる基盤を整備した。
  • 防災設備を可視化することで、地域に「備えがある」という安心感をもたらし、防災意識向上の契機となった。
  • 空き地を整備したことで景観が改善され、不法投棄の抑制や環境美化につながる効果が期待される。
  • 空間の有効活用を示す事例となり、地域資源の活用可能性を広げる取り組みとなった。

(5)今後の課題と展望

本事業の課題は、防災井戸や防災かまど、花壇の整備といったハード面の充実に重点が置かれた一方で、地域住民との交流機会を十分に創出できなかった点である。設備は整備できたものの、住民に広く認知してもらい、主体的に関わってもらう仕組みづくりまでには至らなかったことが反省点である。
今後は、防災訓練や炊き出し体験、花壇の手入れ活動など、住民が気軽に参加できる機会を増やしていきたい。拠点を単なる設備として終わらせるのではなく、地域の人々が継続的に関わる場へと発展させ、防災意識の向上とコミュニティ形成の両立を目指していく。

(6)事業実施を通じて見出された特長

ポイント1「実践的な防災訓練につながる点」

ポイント2「交流を通じて共助の力を高められる点」

ポイント3「平時から活用できる持続性のある防災拠点である点」

お問い合わせ

以下のフォームに必要事項を記入し「確認画面へ」ボタンを押してください。
※印は必須項目です。



※半角英数字で入力してください

※個人情報保護への取り組みについてはこちら をご覧ください。

活動団体情報

代表者
土谷 幸楽

連絡先
価値創造推進部

主な連携メンバー
京阪ホールディングス株式会社

主な活動地域
深草地域

11住み続けられるまちづくりを プロジェクト一覧